ロイヤルとはなんであるか。

 雪組梅芸ローマの休日千秋楽おめでとうございました!そして組子もスタッフさんもファンもみんなお疲れさまでした!!ほんとがんばったよ……梅芸がほぼ埋まっててほんと良かった。まぁ埋めに動いたのでお財布にはやさしくなかったが。個人的には満足してるんで夏は走りきった!かんじ。


 かと思いきや。


 宙組エリザベート、Aキャストあきさまルドが満を持して登場なさったので、初日を死ぬ気で押さえてお伺いしました。

 わたくしたちは、真のロイヤルを目の当たりにするのだ。


 とにかく、舞台上に現れた時のロイヤル感ときたら!!感じゃなくてほんとロイヤルとしか言いようがない。高貴さとはこれを言うのよ!!
 そして希望も誇りも帝王学も身に付けていらっしゃるあきさまルドルフは素敵で素敵で。カフェの椅子に座るだけなのに帝王然としている。あれはおどろいた。なかなかああいう座り方ってできないものだと思うけど。
 ハンガリー王冠をシシィから授けられた喜悦の表情と、その後のフランツからの否定とシシィの再会への希望と拒絶に対する絶望感。ルドルフというがわは残ってるんだけど中身がすとーんと抜け落ちた感すごい。

 いままでに見たことのないあきさま。
 としか言いようがない。好きでこれだけ追ってきてるわけだけど、まだまだ知らないあきさまがいる。そして上級生になっても伸びていけるその姿が大好きでたまりません!!!!
 あきさまなんだけど、紛れもなく皇太子ルドルフ。説明されなくても醸し出す雰囲気がそれ以外の何物でもない。一番最後で大変だっただろうし、ご本人も役替わり初日は革命家チームでも胃が痛かった的なことをおっしゃってらしたけれど、ここまで鮮やかな演技を見せられると迷うとこなくついていくしかないよね……。
 東宝もAキャスト固めて取ったので、楽しみです。更に磨きをかけてくるあきさまを正座してお待ちしているわ!

 チケット難であることは重々承知で申し上げますけれども、こんなブログじゃなくて是非舞台のあきさまをみなさまの目に!残していただきたい。そう願って止みません。