2016.11-2017.01になにを観たか。

 エントリが10月からすっ飛んでるので、間になにを観たか列挙。

  • 雪組 ケイレブ・ハント/GREATEST HITS!!

 いまだに現実を見つめられていない朝風れい様退団とれいこちゃんくらっち組み替え。
 雪担なので通いましたがケイレブ・ハントはもう言いたいことが沢山あるけど、そんな作品でもチケット売れちゃったからなんでもいいのかなってなりかける。
 GREATEST HITS!!は楽しかったです。
 長く感想を書くとネガティヴに振れるのでわざと避けました。

 うって変わって、死ぬほど楽しかった!!!!横浜2日間4公演通いつめましたが、なぜ鹿児島に飛ばなかったのかは悔いが残ります。地元県もなんであんな辺鄙なとこでやったのか。近くのホールはメラコリで来たから避けられたのか。(でも月組さんも花組さんも来てないし、あいちゃんさんの地元なので来てほし……って振り分け別か)
 バレンシアはメインのフェルナンド・ラモン・ロドリーゴの3人のバランスが素晴らしく。まあまかに対してあき様の持ち味が違うのですごく安心して見られた(とかいいつつ番目が上すぎて大丈夫かなとか思ったりもした)。
 何と言ってもあき様ロドリーゴの高貴さたるや!!!!またもやロイヤルっぷりを見せつけられたんですけども、酒場で椅子に座るだけであんなに高貴なのってなんなの?!あき様の硬質さがロドリーゴにとても合っていてちょっと潔癖なところもすごくよかったし、手袋で叩くのも素敵だし、ららたゃんシルヴィアの愛しさがもうっもうっ!!!
 ゆりかラモンのイザベラへの想いが切なくてもうなんだかゆーりさん!?(お役はどこいった)ってなるんですけど、まあ様素敵ですもんねって直後に納得させられる宙組さん怖い。
 ショーのほったいも全ツならでは、で。みりおんのすごさを端々に感じるところも当然あるんですが、 あいちゃんさんのところが割とりくに割振られてて、大劇場ではりくで見たかった!!!!と思ってたジャガーの獣なりくがかっこよ過ぎて。おどるりくをみてこいがはじましました。
 すみっこ7がすみっこ5になってましたが、ホールサイズなのでちょうどいい人数だったのかも。あと人数が減った分上級生のアイラビューベイベーが回数増えてりんきらさまに倒されました。ううう好きなんだよしょうがないじゃない!!!天使のウィンクのバックダンサーの表情もセンターがまどかになって下級生を見つめる視線が更に優しくなっていてす!き!!ってなるしかない。
 じゃじゃうまなバックダンサーのさおは相変わらずえげつなく釣ってきてつらい。ウィンク被弾してしぬなって。そしてかけるが東上に振り分けられたのでツートップシンメはもんち。これまたもう怖いんだってなんでそんなに容赦なく釣ってくるの(震)って、一番容赦ないのはまあ様だったんですけどね!
 そして4回とも泣いたトリプルデュエダン。あき様がいるよううううううしかもまいあちゃんとだよおおおおおおおお。何回見ても泣くのでDVD買っても泣いちゃうんだろうな。振り分けで貰った立ち位置だけど、とても、とても嬉しかったのです。

 これはLVで。初日の95期女装祭りを聞いて慌ててマチネのLVも確保しましたが。確保してよかった。せおの女装のナオミ感と、みなみちゃんのかわいらしさよ。あーさは安定のうつくしさで、ずんちゃんは相手役のお兄さまがおそろしかったです。
 あき様もたくさん映ったし満足度の高いLVでした。並びを見て、あっぽこ様あき様より下級生だったわそうだったわーーーって今更。ららたゃんのショートボブのウイッグがかわいくて恋におちました。

 あーちゃんすごい。これに尽きる。
 紅さんのための演目かと思いきや幕が開いたらあーちゃんのための演目でもあった。彼女はスポンサーを付けてきた辺りから覚悟が違うなとは思っていたが、弱点であったかのように思われたお歌がある程度うまくなってる!!そして前半のシャンティのすばらしさ。あーちゃんああいうお役もできたのか!と。後半のサンディはこれでもかってくらいかわいくてかわいくてこれまでのあーちゃんの持ち味が存分に。毎日お母さまのアドリブに翻弄されるんだけど、すごい気迫で何が来るのか構えてるのもかわいいかわいい。立ってるだけで明確にヒロイン然としているっていうのは強みだよなぁ、と後に続く主張の前振りをしておく。
 こっちゃんムケーシュは安定の。しかしその後ろに控えるSP漣レイラ様のイケオジっぷりに撃沈である。かなえちゃんに恋に落ちたいOSO。なのにタカニュじゃ映らなかったのをいまだにうらんでいます。
 そしてせおのパップー。いいお役いただいたなぁという配役発表時の感想だったんですが、それに応えた演技であったように思います。主人公のそばでずっと支えて見守るひたすらいいひとな親友。作中でしあわせになれたかどうかはわからないけれども、パップーはそのままでしあわせといいそうな感じがする。あと2幕の30年後の眼鏡パップーにも撃沈しました。か、かっこよ過ぎやしませんか。ラストのお衣装で地毛に戻って出てこられたのも晴れ晴れとかっこよく。思わず休み取って回数増やしてしまったけれど大満足でした。
 せおさんもねがってください。おねがいします。

 ひろきお兄さま単独バウ主演ときたら見逃すわけには!大雪の中西に突っ込んで週明け東京に時間通りには戻れなかったけど後悔はしていない。行ってよかった。どうしてもあの夏を彷彿とさせられるんだけど、また違うお兄さまの魅力たるや。なんかずっと泣いてた。
 軍師なので主人公がばーんと出張る作品ではなくて、信長や秀吉や濃姫のさまざまに半兵衛がまきこまれていく展開なのだけれど、じっと耐える演技なのとそれがちょうどお兄さまの声質にあっていたような。褒め過ぎかな?360度どこから見てもお美しくて隙のない軍師様であらせられるわけですが、対する官兵衛みっきーもこれまた隙のないうつくしさでな!!おそろしいわーーーー。まおくん信長はあのスタイルの良さをこれでもか!と活かしてきたし、朝水センパイの斎藤道三はそりゃ娘がはるこになるわっていう(なにごと)。
 ヒロインきいちゃんはお歌は上手いんだけど、お兄さまの相手役としての立ち方がそれでいいかと言われるとなんか違った。あとまおくんとはるこの娘って設定がちょっと突拍子もなさ過ぎる。説得力がなく感じる。そういう感じの展開なんだろうなと着物で勘付くところはありますが、違和感というか書いた通りの突拍子もないとしか言えない。あとお化粧なんとかならなかったのかなぁ……。余りにもひろきお兄さまとの差があり過ぎて、ヒロインんんんんん?!ってなる。まぁ組み替え前の経験値積みだからしょうがないんだろうけど、適役かって言ったら違うかなってなりますね。あれで和物の雪組に行って大丈夫かいな。まぁ次期が和物をやるとは限らないけど、二代続けて和物付いてただけかもしれないし。彼女を見ていると上手いのはわかるけど、ヒロインはそれだけじゃダメだと考えさせられる。ヅカのヒロインとはなにか。(哲学?)

クレヨンちゃんの愛らしさ。

 宙組王妃の館/VIVA FESTA観て、れいこちゃんの雪組最後のお茶会にお邪魔して、NW雪見て、更にもう一回宙組王妃の館/VIVA FESTA見てきました。
 雪組中日と被っているので一度のムラ遠征で色々限界まで追い込んできたぜ……。


 さてさて。宙組大劇場。
 王妃の館。
 事件です。

 まこちゃんとクレヨンちゃんという大事件が!!!!

 幻かと思ってたら現実でした。見終わってからいやいやいややっぱり夢だったんじゃ?!と思って帰京遅らせてまでもう1回見たんですけど現実どころかチョコあげるってなにごとが起こったのか……。更なる幻を見て終わりました。

 全ツあきららがたまらんと思ってたんですけど、いやいやクレヨンちゃんもまたこれがいい彼女で!な!!
 いじらしいんです。前半の全て濁点が付いてそうなまこちゃんの拒絶のセリフにもめげずにグイグイいっちゃうクレヨンちゃん。隙あらば腕を組みにいくその積極姿勢が素晴らしい。腕を組まなくても肩に手をかけてみたりもう色々りくがしてくるもんだから(クレヨンちゃんです)、忙しいって言うか妄想が限りなく広がるしマイクが拾いきらない部分二人でなにを話しているのよ、ねえ?!?!ってなるわけですよ。
 そしてまこちゃんがもうなんなのあきちゃんかわいすぎて心臓持たないよ。あんなかわいいこに30年間彼女できないとかあり得ないですよ。本人気付いてないだけで、まこちゃん不可侵協定とかに守られてきたんじゃないの……。
 こんくれ2人とも最後の欠点を言う流れで30年間彼女がいないのとオカマよっていうけど、ご本人に取ったらコンプレックスかもだけど、くっそかわいいからどこが欠点なのかわからない。

 しかもですね。びっくりなことに。
 トップコンビが明確に恋をする役回りではなく、更に2番手さんのお役も愛妾と愛息子が既にいる。LOVEはどこいった?!

 こんくれだよ!!!!
 あき様またもや大劇場作品で男役さんとキスシーンという問題は脇に置いといてっていうか、クレヨンちゃんはおんなのこだから!!(病気)
 まさかの2人だけのキスシーンとかもう私は田渕先生が怖い。いや、ありがとうございますって何回言っても足りないけど、怖い。2回目のまこちゃんから行くキスの素晴らしさといったらな?!まこちゃんが背を向けてるから余計に想像が掻き立てられるわけですよ。
 お二人のお茶会に言ってこんくれの様々なエピソードをお聞きしたい!更にいうと途中からはめてらっしゃるクレヨンちゃんの右手薬指の指輪について!!!!教えてください(五体投地)
 メインキャラじゃないから余地があり過ぎて色々妄想が捗るところがこんくれの素晴らしさだと思います。余りに気になり過ぎる関係性を生み出してくれたあき様とりくには感謝しかないんですけども。

 自分の観たムラでさえもごちそうさまでした!って思ってたのに、いまやラストでまこちゃんがクレヨンちゃんに結婚する?とか言ってるらしいんですがなんなのそれ。思わず東京追加申し込みしたんですけど、大丈夫か私。宙組の後には星組雪組と続く死のロードなのよ?!


 そんなことを考えていたらあっという間に終幕を迎える王妃の館。

秋に咲く桜華

 散り様を楽しむ作品ではあるが、まだ散ってしまってはダメだみっさま!!

 という作品であった。とうとう星組さんまでムラ遠征をするようになってしまった今日この頃お元気ですかわたくしは元気です。宝塚さえあれば。
 遠征の要因はせお。わたしはせおのためなら交通費などはものともしない、ものともするのは休暇(切実)。


 OPからしていまの星組の美の暴力を時代物の青天や総髪で受ける羽目になる。しあわせ!
 かいぽこせおしどりゅー並べるとかなんてことしてくれるの!オペラに納まりきらないから!!!ってことで気が付いたら回数増やしてる。星組さんこわい。
 かいちゃんせお(しどりゅーもだと思う)の総髪の鬘の威力よ!!おっそろしーわーーーーーー。かいちゃんはただただお美しく美剣士の体であるのに、対するせおは美しさの中に男くささみたいなものが滲み出ててほんとせおさんいい男役になったわーーーーーー(言うまでもありませんがここはせおさん絶賛ブログです)。その間に長身しかも美形なのは言うまでもない上に今回お衣装が青系統なぽこ様の青天(絶命)。完璧どころか必ず仕留めるといわんばかりの配置である。なんなのもうここで寿命の大半削られたわ。


 そして今回ストーリーテラー的である犬養まおゆっこ。こんなにかっこいい新聞売りや従軍記者はいません……(我に返る。雪組剣心ではまなはるみたいな瓦版売りやあすくんみたいな新聞売りはいません!って思いましたけども、星組さんの新聞売りもまぁこれまたそこら辺にいるわけないしいたら新聞媒体衰退しないんじゃない?(言い過ぎ)ってくらいの異次元さである。永輝こっちゃん押さえつけるのも本来口と頭の回転で的なはずなのに長身で押さえつけてる感すごい。従軍記者のお仕着せ制服着ても異次元のスタイルの良さ。老いて和装で杖付いても脚長いから脅威の腰の高さよ。なんつースター性なのまおくん。


 山縣しーらんが格好良すぎて、今回桜華作品中でなりたい役は、蔑まれつつ財布を投げつけられたい(どんだけだ)ので太郎ちゃんです!あの冴え冴えとしたしーらんの佇まいはたまらんねぇ。


 そしてしーらんときたらもちろんみっきー。宝塚が誇るというかわたくしの大好きなロイヤル91天寿光希さまの篠原。鹿児島で蜂起してからの軍服にマントの美しさよ。オスカルかと思った。みっきーがあの姿で剣を翳して0番に立ったから鹿児島は最早パリ。そういうことです。
 あの場面から急に散り際の美しさが増す。すごい。桜が散るんだなという風情が一気に。あそこにみっきー持ってきたのはそれを狙ったのか演出の先生に聞きたい。
 最初は総髪に薪を拾って背負って登場するお姿もこんな鄙にまたもや美形が状態である。甘藷どころか美形の産地なんじゃないのか鹿児島。


 ストーリー上欠くことの出来ない会津征伐。

 ここでもまた隙のないぴーすけ容保……なんつー適材適所な配役なの。司馬遼太郎作王城の護衛者を愛読しているわたくしとしては涙ものの配役である。
 そして愛奈姫きいちゃん。愛奈といっても雪組の沙月嬢ではない。会津藩の姫様である、がちょっと高貴な役に必要なはったりみたいなものが足りない気がする。居ずまいとか声を発したときの周囲を従わせるなにかが足りない気がするなぁ。お歌は今更言うまでもなく朗々とお上手である。立ち姿だけならはるこ嬢のが向いてたのではと思うがことふうぴーすけに対して学年が上過ぎるか。姫役者というのは難しい。
 遊女に身を落としてからは組長様や上級生からのご指導のたまものかなんとも言えない清廉な色香を感じました。永輝としあわせになるEDもあったのではないかと思うがそれもなかなか難しいか。
 今回の桐野の第一の敵方こっちゃん永輝。うっかりするとひとこちゃんの芸名苗字に見えてしまう雪組脳である。
 とにかく桐野が憎い。その一貫性が素晴らしい。なんていうか。剣心咲ちゃんのやった斎藤一氏を彷彿とさせる。長着を着てはいるがいつ銀橋で悪・即・斬って歌い出すのかと……。軍服に着替え煙草も吸っちゃったりするんで尚更である。桐野を見出したらその場で切り捨てるのが永輝。
 こっちゃん意外とやさぐれ似合う(褒めてる)。あとは身長さえあればと思わずにはいられない。最近立ち位置的に後ろや隣にぽこまおが並ぶことが多いからそう思うが。天は万物をもは与えなかったか。
 しかしそんなに桐野を憎まなくてもと思わなくもないが、憎まないとこの舞台は話が進まないし終わりもしない。残酷な業を背負ったお役である。桜を散らすのはあなた。
 そしてなぜ短期トップコンビは退団作で娘1は結ばれないのか(2年ぶり2度目)、の吹優風ちゃん。これまた袴に襷掛けで薙刀を凛と振り回す姿の似合うこと似合うこと。家老の娘であるはずだが、こちらはちゃんと姫というか支配者層の居ずまい立ち振る舞いがある。そこが学年差かつトップ娘役の技量か。


 さてここで早2000文字超えてるんで焦り始めました。まだ川路も高木も大久保も西郷も衣波にも触れてないぞ……忘れちゃいけないほのか太郎ちゃんにも触れてない(名前は出した)。そもそも東京に辿り着けてない。


 さて。ここでこの作品を読む上では上士と郷士という武士身分制度を知らなきゃいけない。簡単に言うと後者は在郷、前者がお城勤め(とも限らないけどそういうイメージ)。とにかく前者の身分が高くてぶいぶい言わせてるわけです。詳しくはWikipediaを読むか大河篤姫前半を見るといいと思います(わたしの知識は後者から)。
 今回キャスト一覧には藩士、下士、郷士と別けてあるから更に微妙な階級差がある。下士まではちゃんとしたお侍さん的なイメージ。郷士は帯刀は許されているけれども。桐野はここでいう中間層(でも身分は低い)の下士である。あいりヒサが縁談が決まったと言って喜ばれるのも相手が下士であるから。どんなに好きでもさゆみさん衣波は郷士である。娘のしあわせを願ったら少しでもいいおうちにという話。


新装版 王城の護衛者 (講談社文庫)

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ロイヤルとはなんであるか。

 雪組梅芸ローマの休日千秋楽おめでとうございました!そして組子もスタッフさんもファンもみんなお疲れさまでした!!ほんとがんばったよ……梅芸がほぼ埋まっててほんと良かった。まぁ埋めに動いたのでお財布にはやさしくなかったが。個人的には満足してるんで夏は走りきった!かんじ。


 かと思いきや。


 宙組エリザベート、Aキャストあきさまルドが満を持して登場なさったので、初日を死ぬ気で押さえてお伺いしました。

 わたくしたちは、真のロイヤルを目の当たりにするのだ。


 とにかく、舞台上に現れた時のロイヤル感ときたら!!感じゃなくてほんとロイヤルとしか言いようがない。高貴さとはこれを言うのよ!!
 そして希望も誇りも帝王学も身に付けていらっしゃるあきさまルドルフは素敵で素敵で。カフェの椅子に座るだけなのに帝王然としている。あれはおどろいた。なかなかああいう座り方ってできないものだと思うけど。
 ハンガリー王冠をシシィから授けられた喜悦の表情と、その後のフランツからの否定とシシィの再会への希望と拒絶に対する絶望感。ルドルフというがわは残ってるんだけど中身がすとーんと抜け落ちた感すごい。

 いままでに見たことのないあきさま。
 としか言いようがない。好きでこれだけ追ってきてるわけだけど、まだまだ知らないあきさまがいる。そして上級生になっても伸びていけるその姿が大好きでたまりません!!!!
 あきさまなんだけど、紛れもなく皇太子ルドルフ。説明されなくても醸し出す雰囲気がそれ以外の何物でもない。一番最後で大変だっただろうし、ご本人も役替わり初日は革命家チームでも胃が痛かった的なことをおっしゃってらしたけれど、ここまで鮮やかな演技を見せられると迷うとこなくついていくしかないよね……。
 東宝もAキャスト固めて取ったので、楽しみです。更に磨きをかけてくるあきさまを正座してお待ちしているわ!

 チケット難であることは重々承知で申し上げますけれども、こんなブログじゃなくて是非舞台のあきさまをみなさまの目に!残していただきたい。そう願って止みません。

2人のアーヴィング、そしてマリオ

 さてさて。暑さの中行ってまいりました。雪組 梅田芸術劇場メインホール ローマの休日Bパターン。

 結論から言うとアーヴィングはジョーの相棒ではあるけれど、違う背景を持ったキャラクターとして作り上げられてる気がする。

 翔ちゃんアーヴィングはなんとなく下町で育って生まれ持った女好きが嵩じてカメラマンになった気がする。
 対するれいこちゃんアーヴィングはお金持ちの子が家に反発して趣味のカメラで生きていってるかんじというか。そこはかとなくノーブル感。女の子には当然優しいんだけどそれは教育されたレディーファーストみたいな。
 ざっくりいうとこんくらい違う。
 でもジョーの相棒だし振り回されちゃうしでもいい人だしハートのAはどちらのあんり嬢のものなんだなって(結論)ちなみに翔ちゃんのハートのAはこちらから捧げたい感じだけど、れいこちゃんのハートのAは絶対に我々には手の届かないものであるような。伝わるかしらこの感じ。


 そしてマリオ。
 れいこちゃんマリオは、いったいどうしたのれいこちゃん案件であったのだが。
 翔ちゃんマリオは。

 ちりぱーやばい。
 ちりぱーやばい!
 ちりぱーやばい!!!!

 美形のちりぱーやばい。りーしゃダリオのちりぱーかつメガネにやられまくっているのに、翔ちゃんマリオのちりパーは濃いそして彫りが深い。そしてなにこの美形。黒塗りにアイホールかなり黒目のメイクなのに際立つ美貌。翔ちゃん怖い。
 なのにマリオなのでやはり情熱の愛すべき空回りである。
 雪組ありがとう。どんだけ暑い夏でも乗り切れる気がするよ・・・・。


 しかし翔ちゃんマリオの体育座りが可愛すぎて掌に乗せたいというかフィギュア化はまだですか・・・・。

 売れると思いますよキャトルさん・・・・。

雪娘になるにはハートの強さが必要

 赤坂まとめを書いておかないと、もう梅芸が始まっているし今週末はれいこちゃんのアーヴィング・翔ちゃんのマリオを見るために遠征するので赤坂まとめ。というか覚えてること列挙。

健全の中に潜むエロス

 セクシーというよりは敢えてそこなの!?という感じなのですが。
 大使館のベットでお医者さまの診察を受けて、口に体温計をくわえたまま「恥ずかしいわ」っていうセリフなんだけども口に体温計があるせいで「はじゅかしいわ」って発音になってしまう上に少し上目遣いの娘1。
 ものすごいエロスだと思うんですけど、わたくしの目線が濁っているからですかね・・・・。何回見ても狼狽える。スミレコード・・・・ってなるけどそりゃOKではあるんでしょうけど、すんごいエロスだとおもいます。

朝風パイセンを誰か止めて

 カフェドネイの上手オープンテラス席で水沙瑠流ちゃん相手に日々リミッターを解除していく朝風パイセンこわい。
 朝風パイセンの口説きスキルが半端なくてセンター見ずに上手ばかり見ていた後半。
 肩や腰に腕を回すのはまぁ基本中の基本で、手を握るにしても彼女の手を両手でぎゅ♡である。翔ちゃんアーヴィングが椅子からこけた音に驚いて瑠流ちゃんが立ち上がった隙に、彼女が座っていた椅子を自分の方に引き寄せるわけですよ!それも毎回!
 オーダーしたフードが来たら食べさせあいっこ♡は基本中の基本だし、彼女の口のはしについた食べかすを指で摘んで食べちゃうし、隙あらばボディータッチしにかかるし、太もも触るわ1回脚の間に手を挟みこもうとしませんでしたかパイセン・・・・<見過ぎ。
 楽の日にはあんだけ猛攻を受けても正気を保っていられる水沙瑠流嬢を尊敬し始める始末である。わたしはあのパイセンの猛攻に耐えられる気がしない。腰砕けでしゃがみこむか倒れこむ自信はある!!どんだけ猛攻を受けようがパイセンがセクシーで素敵だろうが演技を続けるハートの強さが雪組娘役にはひつよう!って学習したけど役立つ日は来ない。永遠に。

 梅芸でもあのパイセンはご健在でいらっしゃるのだろうかと暑中お見舞いを飛ばしたい所存。

まちくんもバイト向いてない

 =オペラ泥棒。あすくんとまちくんが客席のオペラを奪い合う街ローマ。街中にあんなかっこいい人ごろごろいるわけないよねぇと思わずにはいられない、雪組ローマ。
 元の役の髪型というか前髪とメガネのインパクトを消しても、その長身スタイルの良さとうつくしさよ……。金髪で前髪あげてくるとイケメンが際立ちますよね。

翔ちゃんにハートのAを!

 彼女があんりちゃんな時点で勝てる気がしないので、翔ちゃんにハートのAを明け渡したい。そんなーきーもちよーーー♡



 とりあえずこんなところかな。もっとあった気がするけど週末に梅田を見たらまた別エントリにて。

 頭の中の大半を七海ひろきお兄さまのブリドリ+NEXT第2回が占めておりますが、とてもしあわせです♡ありがとうひろきお兄さま。お茶会楽しみです♡

ちぎみゆの休日

 はてなから「前回のエントリから一月経ってるからなにか書きなさいよ(要約)」というメールが来たので書き始めたものの。
 6/19までは全力で星組さんに通ってました。かいちゃんぽこまおせおに翻弄されてましたよね。ほんと楽しかったです。Blu-ray正座してお待ちしております。

 そして休む暇もなく、雪組別箱が始まって。ちぎみゆの休日ことローマの休日。別件で名古屋にいたため中日楽に行けたのにうっかりゆっくりしててホテルで朝食食ってるときに追加のメールが来て断念したのですが。そんなこんなで赤坂初日。

 どこから見てもちぎみゆ。ごちそうさまでした!!

 だがしかし梅芸楽まであと何回見るんだこれってくらいチケット押さえてるんであれなんですけども。
 みゆちゃんの無邪気な王女っぷりやちぎちゃんのなんとも言えない大人の包容力だったり。翔ちゃんは彼女もきゃわゆいし、なんともいえず優しくてかっこよくて空気をこれでもかと読みまくるしそりゃあんなかわいい彼女もできるわねってなるし、れいこちゃんに至ってはなにがあったの…………(絶句)。あのびじんさんに向かって登場するだけで笑いだす日が来るとは思わなかったわ!なんであんなにおもしろいの。うざかわ!!!!!
 あすくんがバイト向いてなくてかっこよくて思わず街中にいるだけで目が追っちゃうし、りーしゃも朝風先輩もバイト向いてなくて目が追っちゃうし、っていうかなんでそんなにかっこいいの。りーしゃのちりぱーに卒倒しました。ちりちりちゃんが雪組にも♡あすくんは警察の制服も素敵でした♡お歌がもっと聴きたかったなぁ。大ちゃんはもう俳優さまが格好良すぎてサインくださいお願いします。ローマの街を歩けませんよね、あんなに格好良かったらね……。
 そして女子。おれのあんりがかわいいのは当然だとして。桃ひなちゃんがきゃわゆすぎてしにました。彼女枠にしてる男役さん達に嫉妬を覚える始末。

 とにかくローマの休日は大変です。でもでもしあわせしかない。観たあとほっこりするからいくらでも通える。がんばれわたし。

 そしてKAATドン・ジュアン。ローマとは真逆の愛を知らないドン・ジュアン。薔薇のオブジェからだいもん出て来たときは薔薇の王子様か?!ってなったんですけども、咲ちゃん前作に引き続きビジュアル保ってるし低音が安定して出るようになったからすっごいよかった!!おれのくらっちがちょっと不幸な役回りだったので、くらっちは咲ちゃんかひとこにしあわせにして貰えばいいよ。(全ツであんりは翔ちゃんにしあわせにして貰えばいいよ!って言ってたら叶ったんで言っとく)
 ひとこはなんていうか、破滅させたい美形っぷりで。だいもんは破滅させたいとかじゃなくて自ら破滅しに行きそうなタイプで実際そうだし、アル・カポネのれいこ枠の白い役として対比がよかったと思う。だいもんが色のついた役が填まる人なのでどうしても白いタイプのスターさんが近くにいると映えますねぇ。雪は安泰だわーってなりながら観てた。

 そしてなにより。美女カリ様にチケット代全額!!どおおおん!!

 まじでいいもん見せて貰いましたわ。でもドン・ジュアンには勿体ない美女っぷりである。誰にならいいのかって言われたら困るけど。なんか美女カリ様には誰も勝てない気がするのよう。